日々精進
梅雨のじめじめとしたあいにくのお天気が続いていたかと思うと、今度は猛暑続きの快晴、工房はいつもと変わらずせっせ
と製作をこなしています。
おかげさまで今月でnature furnishもオープンして5年目!atelierは11年目。これからもより良い家具づくりを目指して、
精進していきたいと思います。
最近は、shop / atelier blogに続き、Instagram(ID:naturefurnish)もやっと始めました。shopとatelier共にオーダーメ
イドの家具屋としての様々な一面を覗いて頂けたらと思います。
工房では、お客様の要望があれば、製作過程を実際に見て頂く事も可能です。先日も、製作中の家具を確認されにお客様が
いらっしゃって下さいました。
以前も家具を納めた事もあるリピーターのお客様、オーダーをまた楽しんでもらえていてとても嬉しいです。
工房の製作スタッフも励みになります。
工房には、製作している家具はもちろんですが、様々な機械や道具が溢れています。
試行錯誤を繰り返し、よい家具作りを日々追求しています。
壁には、所狭しとオリジナル家具用の治具がかけられています。椅子一脚つくるにしても、工夫をこらした
こういった様々な治具をつくり用いて形にしていきます。
この壁面には、工房スタッフの苦労がにじみ出ています。。。
家具づくりでは、鉋や鑿(のみ)、鋸といった手道具も良く使います。
最終的には、人の手や指の感覚に頼るところも大きいです。
画像中央の道具が「鎌毛引き」、手前の黒い刃物が「白柿」という精密な罫書き線を引く為の道具です。
加工作業によっては、0.1mm単位も気にしなくてはならないので、鉛筆の線だと基準として使えません。
多分思われているより、とても精密な作業を必要とします。
他にも、様々な道具が工房に溢れています。
これから、少しずつこういった道具達もたまに紹介していきたいなって思います。
中村
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://www.f-nabeshima.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/17